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27 May 2005

怒! の巻

融通の利かなさ、気の利かなさに久しぶりに怒りがこみあげた日だった。

渡英するといつも、一箱か二箱の荷物を航空便で日本に送る。昨年は頼まれ物や本が多かったので二箱送った。航空便だと通常は1週間ほどで届くのに、2週間たっても届かない。Parcel Forceのwebサイトに荷物ナンバーを入力すると、なんとまだ Southampton (英国の南の海沿いの町)にある様子。

メールで問い合わせると、『郵便局に置いてある所定の用紙に記入してクレーム申請してください』との回答。日本にいるのでメールで対応してほしい旨を書くと、同じ内容の形式ばった返信がまた届く。何度送っても、担当者の名前が変わりながらまったく同じ内容の返信ばかり。うーん、さすがイギリス! と変な感心をしながら、業を煮やしてクレーム・オフィスにFAXしたら、「航空便で預かった荷物を船便のルートに乗せてしまった。申し訳ない」とやっと的確な回答が返ってきた。

その何週間後かに荷物が無事届き、Parcel Forceからは20ポンドのチェック(小切手)が郵便で届いた。珍しく気が利くなとびっくりしながら、次回の渡英の際に現金化しようと保管しておいた。

しかし・・・。
そのチェックで怒!

Parcel Forceからのチェックとtax refund officeからのチェックを持って銀行へ行くと、英国の銀行の口座に振り込むことしかできない形式の小切手なので、現金化はできないと言われる。よく見てみると、『A/c payee only』と記載してある。Natwestの口座は10年以上前にクローズしてしまったので、英国には口座はもうない。私はツーリストなので口座はないし、滞在も短いからどうにかできないか尋ねても、ぜーんぜんやる気なしの返事。

第一、海外からのクレームへのお詫びのチェック&英国外に住んでいるからこそのtax refundのチェックなのに、なぜ英国の銀行の口座への振込オンリーのチェックを送ってくるのか。

さらに、今回はクレジットカードが使える時と使えない時がある。同じお店でも日によって使えたり使えなかったり。お店の人は、よくあることだからシステムか何かおかしいんじゃないかなぁーなんて気楽に言ってくれるが、旅先では手元の現金を大切に使いたいので、カードが使えない時があるというのはかなり不安になる。

公衆電話が壊れている、チョコレートバーの自動販売機にお金を入れてもチョコが出てこない or おつりが出てこない。そんなことはよくあるので、だいたいのことは半分あきらめながら接している。だから、怒りの感情になることはまずないのだが、今日はなぜだか腹立たしい。気の利かなさ+融通の利かなさが重なったからだろうか。

怒モードのまま、大通りをずんずんと歩いていたら、Victoria & Albert Museum に着いてしまった。おそらく異常につりあがった眉と目つきで歩いてきてしまったに違いない。

あ、そうそう、Victoria & Albert Museum では今、“International Arts and Crafts” という特別展をやっている。これをゆっくり見て、気分転換するとしよう。

  チェックについては、帰ってから日本の銀行に行って対応してもらうことにした。
  手数料を何千円もとられるようなら、英国のオフィスと手紙のやりとりをして、
  現金化OKのチェックを送ってもらえるよう手配しようと思う。
  来年の5月には間に合うだろうか・・・!?

こんな気の利かなさ、どうにもならない融通の利かなさも英国らしさのひとつ。怒りながらも心のどこかではすでに許し(いや、あきらめ)ている自分を感じて、私の英国好きも相当『バカ』がつくなぁと思ってしまうのだった。

26may英国のウィリアム・モリスたちによるアーツ&クラフツのムーブメントがアメリカ~ヨーロッパ各地に与えた影響、さらには日本の “mingei” にまで見られたことが国別に展示されていた。

26may-2

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Comments

ミドちゃん、初コメント、サンキュー!!
文字化けしていないでちゃんと見えていますよ。
『4度ほど荷物を迷子』って多すぎ!
弁償してくれましたか?


minaさん、こっちにもありがとうー。
 奥から出て来たオジサンに、『マドモワゼール』と
 なだめられるだけ。
って、肩をすくめながら人ごと~みたいな感じね。
すごくよくわかる!
でも、minaさんみたいなカワイイ子がバスの中で
ビールぐびぐびなんて、まわりの人は何かのキャンペーン
かと思ったんじゃない?

Posted by: yasky | 28 May 2005 at 09:00

私はフランスの郵便局にブチ切れた事があります。
そのときは、荷物が迷子どころか、紛失してしまい、しかもほぼ100%局員が盗んだと思われたので、怒り心頭で郵便局の本局に出向いたんだけど、奥から出て来たオジサンに、『マドモワゼール』となだめられるだけ。謝りもしなけりゃ、何の弁償もない!怒りが収まらないまま鬼の形相で通りをズンズン歩いて、喉も渇いたし、気持ちを静めようと思い自販機でジュースを買ったんだけど、よく見たらそれがジュースじゃなくてビールで… 泣きっ面に蜂とはまさにあのこと!でもあまりに頭にきてたんで、バスの中でそのビールをぐびぐび飲んじゃいました。周囲の人は白い目で見てたけど(汗)恭子さんの日記読んで、久々にあの怒りを思い出してしまったわ。日本ってつくづく住みやすいですよね~^^;

Posted by: mina | 27 May 2005 at 16:08

それはイライラしますねー!
イトウサンが怒っちゃうんじゃ誰でも怒っちゃうよ!
あたしも昔、ク●ネコヤマトに4度ほど荷物を迷子にされました…。
クレームしても受付の女の子に謝られるだけって。
最後は「上の人出してください!何度目なんですか!」って声震えちゃいましたよ。あはは。

ところで、このフォームがいつもMacからかき込みしようとすると文字化けちゃんなのですが、見えますか?

Posted by: ミドリ | 27 May 2005 at 13:02

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