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02 May 2006

ロンドン旅行のお楽しみ <4>

「旅行中」の限られた日程で、ガーデン、ウィンドー・ショッピングのどちらも一日でしっかり満喫したい。そんな欲ばりな方へのおすすめコースをご案内。
Regent's Park(リージェンツ・パーク)からすぐ近くのMarylebone High Street(メリルボーン・ハイストリート)は、おすすめショップがずらりと並ぶ、人気の新しいエリア。インテリア雑貨が好きな方はぜひ行ってみよう。

リージェンツ・パークからメリルボーン・ハイストリートへ
(いずれの写真、イラストもクリックすると大きめの画像が開きます)

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(イラスト by Takako Ashikari)

前回、カナルをたどるボート・トリップで到着したLondon Zoo(ロンドン動物園)のメイン・エントランスを出て、Outer Circle(アウター・サークル)を右に進むと、Regent's Parkに入るゲートが見える。目の前に広がるBroad Walk(ブロード・ウォーク)の並木道を、緑のにおいを楽しみながらゆっくり歩く。

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<左から:Broad Walkの並木道、どこまでも続く芝生、カフェの看板、Broad Walkのカフェ、三角屋根のアイスクリーム・ショップ>

Regent's Parkは、ロンドン市内の公園でいちばん広く、約120平方メートル(297エーカー)もある。園内にはボート遊びもできる池やテニスコート、カレッジ、Open Air Theatre(野外劇場)など、お楽しみもたくさん。以前、この劇場で観たシェイクスピアの「夏の夜の夢」では、森の中の本物の妖精たちが劇中に紛れ込んでいるような錯覚をおぼえた。上演は5月から9月という限られた期間なので、事前にインターネットで予約をしておくと便利。70年の歴史のあるこの野外劇場でシェイクスピアを観たら、シェイクスピア・ファンになってしまうこと間違いなしである。

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<左から:Open Air Theatreの看板、Open Air Theatreの今年の演目、園内地図が適所にある>

Regent's Park内には、バラで有名なQueen Mary's Gardens(クイーン・メアリーズ・ガーデンズ)や、St. John's Lodge(セント・ジョンズ・ロッジ)のSecret Garden(シークレット・ガーデン)、Avenue Garden(アヴェニュー・ガーデン)など、さまざまな趣のガーデンがある。メンテナンスをするグリーンのトレーナーの人々の姿や、トレーに並んだこれから植えられる予定の植物が見られ、庭づくりの過程を眺めるのも楽しい。

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<左から:St. John's Lodge Gadenの説明、見事な白い藤(St. John's Lodge Gaden)、古びたチェアとアーチ(St. John's Lodge Gaden)>

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<左から:St. John's Lodge、メンテナンス中の若者たち、植え替え中>

Park中心部のInner Circle(インナー・サークル)内のQueen Mary's Gardensは、四季折々に楽しめる花と6万株を誇るバラのコレクションが素晴らしい。品種ごとに植えられたモダン・ローズ、オールド・ローズが5~6月に咲き誇る。アーチや生け垣、支柱をつたう花綱いっぱいに美しい花をつけ、あたりにはよい香りが満ちる。バラの季節に一度は訪れたいガーデンのひとつ。

<バラ写真コレクション>
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<下段左から:Atlantic Star、Just Joey、Deep Secret、Ingrid Bergman、綱をたどるランブリング・ローズ>

丸いガーデン内には、バラ園のほかに小さな池、噴水、カフェなどもある。池沿いにのんびり腰かけるのもよいが、おすすめはデッキチェア。芝生のあちこちに置かれたグリーンのストライプのチェアにからだをうずめると、そのまま眠ってしまいそうになる。時おり、スプリンクラーがなんの前ぶれもなく回り始めるというハプニングもあるので、花壇の近くに腰掛けた方はご注意を。

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<左から:Queen Mary's Gardensのゲート、池を囲むアヤメ、黄色と白の組み合わせ>

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<左から:デッキチェアは有料です、ストライプのデッキチェア>

地下鉄でお出かけの場合は、Bakerloo Line(ベイカールー・ライン)のRegent's Park駅が最寄駅。Regent's Parkの南側に駅は位置する。Baker Street(ベイカー・ストリート)駅(複数の路線が通る)で下車し、Park南西のClarence Gate(クレランス・ゲート)からの入園コースもおすすめ。

◇Regent's Park
 Regent's Park, London, England, NW8
 http://www.royalparks.gov.uk/regent.htm
 http://www.gardenvisit.com/g/regent.htm

◇The Open Air Theatre
 The Iron Works, Inner Circle,
 Regent's Park, London, NW1 4NR
 Tel:020 7486 2431
 http://www.open-air-theatre.org.uk/

Londonj429 Broad WalkからRegent's Parkを出て、Marylebone Road(メリルボーン・ロード)を渡り、右(西)方向へ少し歩いて、Marylebone High Streetで左折する。この通り界隈は新しいお店が急に増えたエリアで、なんとなくローカルな雰囲気を残した道沿いにインテリア関連のショップやセレクトショップ、サロン、カフェが並ぶ。まずは曲がってすぐの左手にThe Conran Shop(コンラン・ショップ [地図1])がある。大きな窓から光がいっぱいに入る横長の広い建物は、もと厩舎を改装したものであることが大きな特徴で、ガーデン関連の小物も多くディスプレイされている。並んでレストラン、フードショップも併設しており、コンラン・ワールドをまるごと楽しめる。
<写真左:Marylebone High Streetのプレート>

Londonj433 そのまま道の左側を下るとDIVERTIMENTI(ディヴァーティメンティ [地図2])。South Kensington(サウス・ケンジントン)にもあるこのショップはキッチン雑貨の専門店で、ベーシックなものからセンスのよい洒落たものまで揃う。店内にはカフェも併設。その数件先のAVEDA(アヴェダ [地図3])はオーガニック・カフェもあるスキンケア商品の大きなショップ。カフェではフレッシュ・ジュースがおすすめ。キウィ、パイン、レモンなどのフルーツ、ニンジン、キュウリなどの野菜から好きなものを組み合わせてオーダーできる。オーダー時は組み合わせにアドバイスしてくれるので、ちょっと変わったものを試してみては。
<写真右:AVEDAのThe Love Cafeの看板 ケーキもおいしい>

Londonj434 道の向かい側には、高級スーパーマーケットのWaitrose(ウェイトローズ [地図4])がある。イギリスはふだん愛用するスーパーマーケットにより、その人のスノビズムやクラスがわかったりする。日本のスーパーマーケットにも一部の商品が入っているWaitroseはランク上。メリルボーンの支店の壁に飾られた大きなタイル画や、店の外にかけられた時計が高級感を醸している。
<写真左:WAITROSE>

Londonj435 その先のCologne & Cotton(コロン・アンド・コットン [地図5])は、Kensington Church Street(ケンジントン・チャーチ・ストリート)、Fulham Road(フルハム・ロード)にも支店のあるリネン類のショップ。白を基調とした上質な素材に上品なかわいらしさの飾りがつき、手に取るとどれも欲しくなる。並びの書店は、購入する本が特になくても店内奥へ入ってみよう。素晴らしいお店のつくりに感動するはず。
<写真右:水色に金色の文字が上品なCologne & Cotton>

Londonj436 次は、ハンドデコレートの食器類のBRIDGEWATER(ブリッジウォーター [地図6])。アイボリーの地にスタンプを押したようなカラフルなベリーやドングリなどの植物、ニワトリなどの動物、ポットなどの模様が楽しい。日本のアフタヌーン・ティなどでも取り扱われているので、おなじみの方も多いはず。最後は、King's Road(キングス・ロード)にも支店のある、シンプルな生活雑貨のSHAKER(シェーカー [地図7])。そのほかにも北欧系のインテリア・ショップやイームズの椅子を扱う家具屋、日本でもおなじみのパン屋さん、スターバックス、日本にオープンしたばかりのプレタ・マンジェなどのカフェ、トルコ料理やイタリアンのレストランが並でいて飽きない。
<写真左:カラフルなマグでおなじみのBRIDGEWATER>


歩き疲れたらカフェで休みながら、Marylebone High Streetを下っていくとOxford Street(オックスフォード・ストリート)に出る。最寄のBond Street(ボンド・ストリート)駅から地下鉄に乗って帰路についても、気の向くままにOxford Streetを歩いても、どちらもロンドンのお楽しみ。

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<左から:もと厩舎のThe Conran Shop、素敵な食器が並ぶDIVERTIMENTI、AVEDAのThe Love Cafe、シンプルなディスプレイのSHAKER>

以下のサイトでは、Marylebone High Streetの両側に並ぶお店の概観を、順にそのままに並列して紹介。これはかなりわかりやすい。
東側 http://www.streetsensation.co.uk/marybone/mh1_east.htm
西側 http://www.streetsensation.co.uk/marybone/mh1_west.htm

<地図の番号順に>

  1. The Conran Shop
    http://www.conran.co.uk/
    55 Marylebone High Street
    London W1U 5HS
    Tel: 020 7723 2223
  2. DIVERTIMENTI
    http://www.divertimenti.co.uk/
    33/34 Marylebone High Street
    London W1U 4PT
    Tel:020 7935 0689
  3. AVEDA + The Love Cafe
    28/29 Marylebone High Street
    London W1U
    Tel:020 7224 3157
  4. WAITROSE
    http://www.waitrose.co.uk/
    98/101 Marylebone High Street
    London W1M 4DD
    Tel:020 7935 4787
  5. Cologne & Cotton
    http://www.cologneandcotton.net/
    88 Marylebone High Street
    London WI1U 4GW
    Tel:020 7486 0595
  6. BRIDGEWATER
    http://www.bridgewater-pottery.co.uk/
    81a Marylebone High Street
    London W1V 4OL
    Tel: 020 7486 6897
  7. SHAKER
    http://www.shaker.co.uk/
    72-73 Marylebone High Street
    London W1U 5JW
    Tel:020 7935 9461

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。掲載情報は当時のものですので、お出かけ前は現在の情報をご確認ください。

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