14 May 2006

チェルシー・フラワー・ショウ 2005

2005年5月25日のブログより)

植物の楽しみ方

昨日はチェルシー・フラワー・ショウのRHS(Royal Horticultural Society 英国王立園芸協会)会員向けの初日だった。

ショウ・ガーデンやスモール・ガーデンでは、『庭』のとらえ方、考え方という大きな視点で見ながら、ところどころに散りばめられた小さなアイディアをみつけたり、葉や花の色あわせを楽しむ。フローラル・パビリオンでは、もう少し植物そのものに焦点を合わせて、初めて見る花色や葉の植物、育ててみたいものをメモしながら歩く。
 ※ショウ・ガーデン、スモール・ガーデン:ガーデンデザイナーによる庭のプレゼンテーション
 ※フローラル・パビリオン:大きな大きなテントの中に100超の育苗家やメーカーが展示
BBCのサイトに詳細なフラワー・ショウのページがある。

毎年チェルシー・フラワー・ショウを訪れて、私はどういう視点でこのショウを今後見ていこうかとずっと考えていた。そんなことを考えていたら、『植物の楽しみ方』って本当に多様だなぁと改めて思った。別に庭もテラスもなくても植物は育てられるし、育てなくても、お気に入りの切り花を買ってきて花瓶に生けるだけでも、お豆腐に香りのよいシソを刻んで載せるだけでも、十分に植物を楽しんでいる行為なのだと思う。植物は育ててなんぼ という感覚でなくて、もっと自由に気楽に楽しむのだってありなんだと思う。そういう園芸家だっていてもいいんだと思う。

また、庭のスタイルやあり方だって自由。フラワー・ショウで楽しいのは、庭って実にさまざまなスタイルにできるんだなぁ、と毎年新しい発見があることだ。英国の庭というと、コテージガーデン風なものを想像しがちだと思うが、そんなことはない。植物がほとんどないモダンな庭だってある。たとえ小さなスペースでも、目的や好みを把握してプランニングすれば、思い通りの空間を作り出すことができる。

たくさんの人がさまざまな形での植物との関わりを楽しめるようなアスペクツを、今後みつけていきたいと思う。

<ショウ・ガーデン、スモール・ガーデンの展示>
(いずれの写真もクリックすると大きめの画像が開きます)

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<フローラル・パビリオン内の展示>

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チェルシー・フラワー・ショウ 2004

(いずれの写真もクリックすると大きめの画像が開きます)

2004年のショウから、日本がらみの出展などのトピックスを少し。
日本からは、スモール・ガーデンのシック、シティ部門に2つの出展があった。

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シック・ガーデン部門に日本から初めての出展となった、長崎県の庭のデザイン施工会社、風花(http://www.kazahana.com/)。代表の石原和幸さん(写真右)のお話しでは、スポンサーなど一切なしの自力での出展だったので、いろいろとご苦労されたとのこと。結果は、見事 Silver Giltメダルを受賞。

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もうひとつは、シティ・ガーデン部門に出展したYano Tea(矢野茶?)。こちらもSilver Giltメダルで、さらにシティ・ガーデン部門のベスト賞も受賞した。写真右に写っているガラスの器はベスト賞受賞カップ。

ほかの日本がらみの出展では、ダイハツの英国法人がスポンサーになったショウ・ガーデンの出展があり、Silverメダル受賞。植物の植え込みの色合いがやわらくて美しく、たくさんの見学者たちが“lovely!”と口にしていた。

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また、英国の Japanese Garden Society が The Japanese Way というタイトルでショウー・ガーデンに出展し、Goldメダルを受賞して注目を集めた。見学の英国人の間からは“beautiful!”という声がもれていた。障子を開け閉めすることで庭の見え方が異なることなど、新鮮だったようだ。

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コンラン・ショップのコンラン卿もデザインに参加したガーデンの出展もあり、Goldメダルを受賞。暮らしと庭を上手につなげた提案は、すぐにでも試してみたいと思った。

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13 May 2006

タットン・パーク・フラワー・ショウ 2002 <3>

モダンもナチュラルも魅力な42のガーデン 2
(いずれの写真もクリックすると大きめの画像が開きます)

バック・トゥ・バック・ガーデンは、12~15畳ぐらいの大きさのガーデン。色合いや小物の配し方など、すぐにでも参考にできそうな気がするのは、現実的な大きさのせいでしょうか。4つずつを一組にして7箇所に配置されたガーデンをすべて見て回ると、ちょうど28軒分のお宅の庭を見せていただいたような感覚になります。同じスペースもデザイン次第でこんなに変わるものなのだと実感しました。

Tatton316 タットン・パークのフラワー・ショウもBBCで30分の特別番組が2回放映され、会場内で番組収録が行われます。何度もNGを出してしまったプレゼンターが無事収録を終えると拍手がわき、リラックス・ムードはここにも漂っていました。<写真左:"Life's Illusions" by Clusius Collegeの前に立つMr. Diarmuid Gavin>

Tatton317 "Life's Illusions"は、オランダの園芸学校の学生たちがデザインしたガーデン。中心の鏡には、私たち自身の現実のぼんやりとしたイメージが写され、その上を流れる水はコントロールされることを拒む人生をあらわすそうです。番組収録後、出展者の学生たちがプレゼンターを囲んで写真をとっていました。(Silver)


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"A Country Living Garden in an Urban Space" by Heather Boardman (Gold)
Goldメダルを受賞した喜びを電話で話していたのが、"A Country Living Garden in an Urban Space"をデザインしたMs. Heather Boardman。大きなパビリオンを出展した"Country Living Magazine"がスポンサーのガーデンです。日本でも人気のCath Kidstonのファブリックがやさしいナチュラルなガーデンになじんでいました。<写真右:古びたジョウロが素敵>

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"A Westmorland Bee Keeper's Garden" by Dry Stone Wallers  (Silver Gilt)
<写真右:シックなのにはなやかな色の組み合わせ>

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"Bagstones" by Macclesfield Borough Council  (Silver)
<右の写真2枚:あこがれのスタイルの温室 "Bagstones"、白と赤の組み合わせ>

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"Twenty-First Century Rock" by Eden Landscapes  (Silver)
<右の写真2枚:石が花をひきたてる、参考にしたいトレリスづかい>

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"Mirror Images"  by Alex Trotman (メダルなし)
<写真右:シルバーと赤の組み合わせ>

→RHS(英国王立園芸協会)のサイト内 タットン・パークのページ
 http://www.rhs.org.uk/tatton/index.asp

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。イベント日時などは当時のものですので、ご注意ください。

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タットン・パーク・フラワー・ショウ 2002 <2>

モダンもナチュラルも魅力な42のガーデン 1
(いずれの写真もクリックすると大きめの画像が開きます)

タットン・パークでのフラワー・ショウには、大きめのShow Gardens(ショウ・ガーデン)と、平均的なガーデナーが楽しむ大きさのBack to Back Gardens(バック・トゥ・バック・ガーデン)の2種類のカテゴリのガーデンがあり、今年は14のショウ・ガーデンと28のバック・トゥ・バック・ガーデンが出展されました。

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"Hope Springs (The Marie Curie Garden )"  by Summers Gardens (Bronze)
マリー・キュリー・癌センターをサポートしている製薬会社がスポンサーのガーデン、"Hope Springs (The Marie Curie Garden )"の隣には苗の販売コーナーも設けられていました。うっそうと小木に囲まれた広いスペースの中を小さな川が流れ、その奥の小高くなったところに向かい合わせにベンチが置かれています。デザイナーはこの庭を癌を患う人々のための「希望の泉」と名づけ、細い小道を歩いたその先にはすぐ手の届くところに希望があるのだというメッセージをこめたそうです。
<写真右:真っ赤な美しいダリア>

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"A Versatile Garden for Modern Living" by Mercedes-Benz (Silver Gilt)
色のインパクトが大きかったのが、メルセデス・ベンツがスポンサーのガーデン、"A Versatile Garden for Modern Living"。家族が集まるためのモダンなガーデンは黄色が基調。ところどころで存在感をアピールするバーガンディ色の植物とクッション。このガーデンの隣にはスポンサーである、メルセデス・ベンツの車が展示されていました。
<写真右:黄色とバーガンディの組み合わせ>

ショウ・ガーデンの隣に販売コーナーや、展示スペースを設けているのもタットン・パークの楽しさのひとつです。では、そのほかのショウ・ガーデンもいくつか写真でご紹介します。

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"Oasis Al Fresco" by Raynershine Landscapes (Silver Gilt)
ガーデンにいること、料理、食べること、エンターテイニングというリラックスの4要素をあわせてみたというコンセプトらしい展示

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"The Butler Landscapes Classic Garden" by Butler Landscapes (Silver)
リラックスと黙想のためのスペース

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"The Modern Structured Garden" by Nicholas J Boult (Silver)
同じ色合い、種類の花をまとめて

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"Calm in a Tea Cup" by Chapman Bryne-Daniel (Silver)
ポップなオーナメントとシックな草花、石のアンモナイトのオーナメントときれいな色の組み合わせ

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。イベント日時などは当時のものですので、ご注意ください。

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タットン・パーク・フラワー・ショウ 2002 <1>

車でお買い物に行きたい!
リラックスした雰囲気が魅力のショウ

イギリスでは、5月のチェルシー・フラワー・ショウに続いて、7月にハンプトン・コート・パレスとタットン・パークで、英国王立園芸協会によるフラワー・ショウが開催されます。ハンプトン・コートは、ロンドンから列車で30分、駅から歩く道もわかりやすいので、イギリスへの旅行が7月前半という方は、一日をショウ見学にあてるのもおすすめです。チェルシーのショウよりもリラックスした雰囲気で、さまざまな園芸用品を販売するブースも多く、お買い物も十分楽しめます。また、食べ物を売るテントや座るスペースも多めに用意され、川沿いにのんびりできる場所もあるので、朝早くから夜遅くまでピクニック気分で出かけてもよいです。

一方タットン・パークは、イングランド北西部のマンチェスターの近くなので、ロンドンからは少し距離があります。日帰りよりも、泊りがけで出かけ、周辺の街をのんびり楽しみながらショウにも出かけるという過ごし方のほうがよいかもしれません。

今回から2回シリーズで、7月17日から21日に開催された、今年で4回目のタットン・パーク・フラワー・ショウをご紹介します。

Tatton11 ロンドンのEuston(ユーストン)駅からVirginの列車に3時間半ほど乗ると、Manchester Piccadilly(マンチェスター・ピカデリー)駅に到着。直行列車か、または止まる駅の数などでかかる時間が異なってきます。イギリスの列車料金は、朝早いと高め。日帰りで予定を組んでいたので往復100ポンド(約1万9千円)でしたが、10時10分以降の列車に乗ればびっくりするほど格安になります。
→インターネットで事前に予約するとさらに割引になるものもあります。
 The Trainline.com  http://www.thetrainline.com/

Tatton12 タットン・パークへは、Manchester Piccadilly駅から、1時間に1本の列車に40分乗り、Knutsford(ナッツフォード)駅から10分ほど歩きます。ローカルな2両編成の列車に揺られながら、線路沿いに建つ家の裏庭や、草をはむ羊や牛、馬たちの様子を眺めるのも楽しみ。裏庭にコンサバトリー(サンルーム、温室)のある家が多く、日焼けしたような色合いの花柄のクッションが置かれた椅子が見えます。おやすみの日はここで昼食をとるのでしょう。

Tatton13 Knutsford駅に着いたら、帰りの列車の時刻を確認してからパークに向かいます。駅裏からパークに続く道には、アンティーク店やカフェ、レストラン、花屋などが並んでいるので、泊りがけであればゆっくり眺める余裕も。パークの入口から無料の巡回バスに乗り、広い広いパーク内のあちこちに群れるりっぱな角のカモシカや羊の脇を抜けて、ショウ会場へ向かいます。犬を連れて散歩中の人もいるので、大きく深呼吸しながら歩いても気持ちがよさそうです。
Manchester Piccadilly駅からメトロに30分乗ってバスで行ったり、Manchester Piccadilly駅の一つ手前のStockport駅で列車を乗り換えて行くこともできます。
→タットン・パークのサイト  http://www.tattonpark.org.uk/

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<左から:タットン・パーク内のナショナル・トラストの標識、パーク内の羊>

Tatton16 さて、タットン・パークでのフラワー・ショウ。ハンプトン・コートのショウよりさらにリラックスした雰囲気で、地元か周辺地域から車で訪れ、買い物を楽しむ人々が目立ちます。グリーンのかわいいリヤカーに植物の苗やガーデニング小物、鉢などをいっぱいに載せて運ぶ人も。Knutsford駅からは、フラワーショウに向かう人々の流れに着いていけばいいワと気楽に考えていたのですが、駅にまったく人がいなかったわけは、ショウ会場に到着して納得。大きな駐車場がいくつも準備され、車で来てお買い物を楽しむ人がほとんどだったのです。<写真右:リヤカーで運ぶ人 なぜかハダシ!>

Tatton17 会場入ってすぐの大きなテントは、"Country Living Magazine"のパビリオン。カントリー・スタイルのインテリアや暮らし方の記事やきれいな写真が満載の素敵な雑誌が主催しています。パビリオン内では、ガーデニング関係にとどまらず、キャンドル、カトラリー、絵、手作りせっけん、家具、洋服、アクセサリーから、ワイン、チーズ、ソーセージ、チョコレートなどの食べ物まで、"Country Living"を構成するさまざまなものが販売され、イングランド北西部Lancashire(ランカシャー)州のソーセージや地元のお菓子屋さんのミルクファッジがとてもおいしそうでした。
→Country Livingのサイト。gardeningコーナーもあります。
 http://magazines.ivillage.com/countryliving/

そのほかにもマーキーと呼ばれる大きなテントが5つ。芝生の上に立てられたテントの中には、青々とした草の匂いが満ちています。ナーセリー自慢のアガパンサス、カーネーション、グラジオラス、ビオラ、ホスタ、バラ、菊、スイートピー、ゼラニウム、ユリ、フューシャ(フクシア)、大きなベゴニア、果樹、野菜などが、チェルシーのショウと同じようにずらりと並ぶフローラル・マーキーももちろんあります。

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<左から:Wiltshire Rippleという名前のスイートピー(シルバーのような微妙な色合いにプラム色のふちどり)、果樹苗を扱うナーセリー(おいしそうなベリーたち)、アイアン製の風見鶏や表札のテント、ユニークな顔がついた鉢>

Tatton18 チェルシーのショウに出展していた会社も多く見られ、ジェッカさんのハーブのコーナーもありました。好みのハーブの種を探すお客さんと会話をする、リラックスした表情のジェッカさんの姿がありました。ジェッカさんはこのショウでもGoldメダルを受賞。<写真右:リラックスした表情のジェッカさん>
→JEKKA'S HERB FARM  http://www.jekkasherbfarm.com/  

パビリオンやマーキーの外にもお店がずらりと並びます。実用的な園芸道具や機械から、お庭をいろどるさまざまなデコレーション・グッズ、洋服やカゴなどなど。人気のガーデン・トラッグづくりを実演しているコーナー、地元の動物園のコーナーもあります。ヤナギを編んだデコレーション・グッズが並ぶコーナーの二人は、あまり真剣に作りこんでいるので話しかけることもできませんでした。

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<左から:ガーデン・トラッグづくりの実演、トラッグ屋さんの看板、黙々とヤナギを編む二人>

Tatton116 ブリキの小さなジョウロがたくさん並んでいるブースの前で、気に入った様子で手に取る女性。それを見たご主人が、「実際に使えるものを買いなさい。ホラ、たとえばこれくらい大きなもの!」とたしなめる場面もありました。お買い物に夢中になっている奥さんに、冷静な面持ちでつきあう男性。なんだか日本のガーデン・ショップのひとコマのようです。置物にしたり、中に小さなびんを入れて花を飾りたい、小さく素朴なかわいらしいジョウロ。奥さんに賛成!という気持ちでした。

Tatton117 ロンドンで毎週日曜日にフラワー・マーケットが開かれるコロンビア・ロード沿いのお店の出店もありました。つるをはわせるポールのてっぺんにつけるテラコッタ製の小物を扱うお店です。黒メガネをかけたおしゃれな店主さんに、「5月にコロンビア・ロードを訪れたとき、バラクラのショウのために6月に日本へ行くと話していましたね?」と尋ねたら、「梅雨時期の日本の6月にも関わらずバラクラは非常によいお天気の毎日で、ショウも本当に素晴らしかった。仕事ではなく楽しみで訪れた京都もまた美しくかった」と、日本を気に入ってくれた様子で話してくれました。この小物、とても実用的で、且つ庭に映えるのです。
→CP Ceramics  http://www.cpceramics.com/
(2006年5月の訪問では、コロンビアロードのショップがなくなっていました)

のんびりと各ブースを見て歩きながら、ブラスバンドの音にあわせてビートルズの『レット・イット・ビー』を口ずさむ男性。地元のスクールバンドが、『イエロー・サブマリン』や『イエスタデイ』などのビートルズの定番を演奏しています。そのまわりにはたくさんのパイプイスが置かれ、のんびりとくつろぐ人々。チェルシーにもあったPIMM'Sのテントや、てっぺんにティポットを載せたTetley社のテントもあります。アイスクリームを売るテントにはいつもたくさんの人。

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<左から:スクールバンドを囲むリラックスした人々、ポットがてっぺんに乗ったテントはテトレー(写真はチェルシーのショウのもの)アイスクリームを運ぶ女性>

つい、お買い物ブースに夢中になりそうなタットン・パークのフラワー・ショウですが、魅力的なショウ・ガーデンのコーナーももちろんあります。次回は、タットン・パーク・フラワー・ショウのために作られたガーデンをご紹介します。

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。イベント日時などは当時のものですので、ご注意ください。

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ロンドン旅行のお楽しみ <7>

アンティーク好き、歴史好きも楽しめる!? ガーデン・ヒストリー・ミュージアム
(いずれの写真、イラストもクリックすると大きめの画像が開きます)

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(イラスト by Takako Ashikari)

Londonj72_1イギリスには、実にさまざまなテーマのミュージアムがあるが、その中でもMuseum of Garden History(庭園史博物館 [地図1] )とは珍しい。ロンドンのテムズ河近くのランベスにあるMuseum of Garden Historyは、1977年に創設されたトラデスカント・トラストにより『世界で最初』の庭園に関する博物館として一般に公開されるようになった。1062年に建てられ、その後14世紀にタワーが増築されたセント・メアリー・アット・ランベス教会を改造して博物館として使用している。

Londonj71トラデスカントの名前は、英国の庭園史や植物史についてご存知の方はお聞きになったことがあるはず。16世紀から17世紀にかけて活躍した庭師のジョン・トラデスカント親子は、海外から珍しい植物を採集して英国に持ち帰る「プラントハンター」として知られている。ジョン・トラデスカントは死後、現在Museum of Garden Historyとして公開されているセント・メアリー・アット・ランベス教会に葬られた。館内には彼らの功績、系図や、その後のプラントハンターたちが持ち帰った植物図などの展示がある。

Londonj75 そのほか興味深いのは、The Jekyll Room(ガートルード・ジェイクルの部屋)。彼女が住んでいたMunstead Wood(マンステッド・ウッド)の庭の模型や、写真などさまざまな資料が壁いっぱいに展示されている。この博物館にお出かけの前にほんの少しだけ、英国の庭園史に関する書籍に目を通しておくと楽しさが倍増するはず。

Londonj714 元教会の古びた扉を押して中に入ると、まず目に入るのはステンドグラス。その手前のスペースに古びたガーデン・ツールが山と積まれ、ディスプレイされている。ガーデン・ツールを集める人にとっては古びたバケツひとつでも持ち帰りたいほど素敵。そのほか、ジョウロ、ハサミ、鉢、霧吹きなどの年代もののツールがショーケースに並び、道具の歴史的変遷が見られるのも楽しい。


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<左から:古いツールの展示、ツールにまつわる資料の展示>

ボランティアのスタッフによって運営されるショップには庭にまつわるさまざまな雑貨や書籍が販売されており、ミュージアムにつきもののカフェももちろんある。元教会の建物なので、天井が高いのが心地よい。カフェ脇のスペースではちょっとした特別展示も。館内のライブラリーはメンバーでなくても使用可能なので、事前によく問い合わせをしよう。

Londonj78 このミュージアムのもうひとつの見どころがガーデン。17世紀のスタイルのノット・ガーデンが再現されている。花のない季節、寒い時期、雨の日に行くと少々ミゼラブルな感も否めないが、ロンドン市内の有名なノット・ガーデンのひとつとして是非ご覧を。<写真左:教会の建物とノット・ガーデンのシンボル・ツリー>


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地下鉄の最寄駅は、Westminster(ウェストミンスター)駅、Lambeth North(ランベス・ノース)駅、Waterloo(ウォータールー)駅で、いずれも駅から10分弱歩く。ユーロトンネルでフランスに通じるWaterloo駅の近くには、London Eye(ロンドン・アイ [地図2] )などの話題のアトラクションも多い。Waterloo駅では、South Bank(サウス・バンク)方面と書かれた出口を出て、右手にLondon Eyeを見ながら道なりにまっすぐ進むとテムズ川沿いのLambeth Bridge(ランベス橋)に出る。左手に古びた教会が見えたら、そこがミュージアム。

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<左から:Waterloo駅出口の標識、London Eyeが見え隠れ、標識が誘導してくれる、100メートル先にフィッシュ&チップス!>

テムズ河沿いのこの地域は近年の開発がめざましく、見どころもたくさん。ミュージアム訪問後は河沿いを歩いてLondon Eyeまで戻り、大観覧車からロンドンを見下ろすのもいい。ただし、インターネットでの事前予約を忘れないように。さもないと、旅行中の貴重な時間を行列と待ち時間で費やすことになる。

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<左から:London Eye 乗り場、London Eye 近影、河沿いを歩こう>


Londonj719河の向こう岸には、ビッグベンとともに国会議事堂が見える。London Eyeからの夕焼けを楽しみ、ライトの灯ったテムズ河沿いを進むと、ロイヤル・フェスティバル・ホール、ナショナル・シアター、ナショナル・フィルム・シアターがあり、もっと足を伸ばせばシェイクスピアのグローブ座、話題のTate Modern(テート・モダン)。時間の許す限りの散歩が楽しい。
ロンドン旅行の最後の夜のお楽しみにぴったりの場所かもしれない。
<写真左:河向こうのビッグ・ベン>



<地図の番号順に>

  1. Museum of Garden History
    http://www.compulink.co.uk/~museumgh/
     Lambeth Palace Road, London SE1 7LB
     Tel: 020 7401 8865 Fax: 020 7401 8869
  2. London Eye
    http://www.londoneye.com/
     オープン時間は季節により多少異なるので、
     上記のWebサイトで確認を

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。掲載情報は当時のものですので、お出かけ前は現在の情報をご確認ください。

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ロンドン旅行のお楽しみ <6>

ヨーロッパ旅行のお楽しみに欠かせないのがマーケット。ロンドン市内にはさまざまなマーケットがあるが、中でも一番有名で行きやすいのは、やはりPortbello Road(ポートベロー・ロード[地図1])。もうすっかりおなじみという方も多いはず。ポートベロー界隈にはマーケット以外にも洗練されたデリ、花屋、雑貨屋、セレクトショップなどがたくさんある。

土曜日はポートベローのマーケットへ
(いずれの写真、イラストもクリックすると大きめの画像が開きます)

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(イラスト by Takako Ashikari)

ポートベロー・マーケットへの最寄駅は、Notting Hill Gate(ノッティング・ヒル・ゲート)駅。北側の階段をあがって通りに出て、Pembridge Road(ペンブリッジ・ロード)をしばらく歩いて人の流れについて左折すればポートベロー・ロードに。小さなホテルやカラフルに塗り分けられた家々を右手に見ながら歩いていると、マーケットがたくさん並ぶエリアに到着する。

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<左から:ポートベロー・ロードのサイン、Portbello Road沿いの家並み、通り沿いの小さなホテル、ハンギング・バスケット>

歩道に並ぶ露店だけでなく、通りに面した建物内のアーケードやストール内にもたくさんのショップがある。建物内は奥が深く、地下から2階~3階まであり、一度の訪問ではとてもとてもすべてを丁寧に見ることはできない。朝8時から始まっているので早起きして出かけよう。
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マーケットで、以前から探しているものをみつけたら、後でまた来ようという考えは持たない。その場を離れている間に他の人の戦利品になってしまうこともしばしば。本当に気に入ったものに出会えたらその場でよーく考えて。悩んでいる間に値引きを持ちかけてくれたり、似たものを探して出してくれたりすることも。
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マーケットには、銀製品、磁器、レース、カトラリー、絵画、アクセサリー、ぬいぐるみなど、ありとあらゆるものが並ぶ。それぞれのブース、ショップになんらかのスペシャリティーがあるので、よいものを扱うお店を見極めて。そんななかで出会えるお気に入りは素敵な偶然。やっとみつけた一本のカトラリーにまつわるストーリーを考えながら毎日使うのが楽しみになる。

Lonodnj620 ポートベロー・ロードからWestbourne Groveを右へ入ってしばらく歩くと、洗練されたセレクトショップや、靴、バッグ、洋服屋さんが並ぶエリアになり、Westbourne Groveを左に入るとアンティークのアーケードに並んでティ・ルーム、キッチン用品のアンティークやコレクティブルばかりを扱うKim Sinclair(キム・シンクレア [地図2])がある。<写真左:STILL TOO FEW この中にキム・シンクレアはある>

Elgin Crescent(エルギン・クレッセント)沿いには、日本でも人気のアロマテラピーのショップや雑貨のGraham & Green(グラハム・アンド・グリーン [地図3])、フレッシュ・ジュースのお店、パン屋が並ぶ。グラハム・アンド・グリーンはこの通り沿いに3軒あり、それぞれのショップで異なるものを扱っていて楽しい。
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<左から:スパイス専門店、パン屋さん、フラワー・ショップ、グラハム・アンド・グリーン>

Lonodnj622_1 ポートベロー・ロード周辺には専門書店も多い。何年か前の人気映画『ノッティング・ヒルの恋人』で主人公が店主だったのは旅行書専門店。ほかにも料理書、園芸書の専門店Garden Books(ガーデン・ブックス [地図4])もある。<写真左:ガーデン・ブックス>

Lonodnj616 ポートベローのマーケットは、通りを先に進むと新鮮なくだものや野菜などの食品を扱うデイリー・マーケットになる。枝つきの真っ赤なつやつやのフルーツトマトやさまざまなベリーが色とりどりに並ぶ。その先をもっと進むと古着やストリート・ファッション系のショップが並ぶエリアになる。このあたりはカフェも多く、地元の若者が週末のひとときを楽しむ姿が見られる。足をのばして高架下あたりまで歩いてみよう。

気の向くまま、興味の向くままに自分ならではのお気に入りショップやエリアをみつけられるのが、ポートベローのマーケットのお楽しみ。気に入ったショップは次回の旅でもぜひ訪ねてみよう。

<地図の番号順に>

  1. Portbello Road Market
    http://www.portobelloroad.co.uk/
    PORTOBELLO ANTIQUE DEALERS ASSOCIATIONのサイトで
    マーケットの様子の音が楽しめる
    界隈マップのpdfファイルをダウンロードできて便利
    日本語ページもある
  2. Kim Sinclair
    Still To Few, 300 Westbourne Grove, London, W11
    Open: Saturday 7:30am-4pm
  3. Graham & Green
    http://www.grahamandgreen.co.uk/
    (オンラインショップ、メールマガジンもある)
     4, 7, 10 Elgin Crescent, London, W11
     Tel: 020 7727 4594 Fax: 020 7729 9717

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。掲載情報は当時のものですので、お出かけ前は現在の情報をご確認ください。

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ロンドン旅行のお楽しみ <5>

ロンドンで週末を過ごすなら、日曜日の朝は早起きしてフラワー・マーケットへ出かけよう。生き生きとした草花の苗がリーズナブルな価格で並んでいるのに購入できないのは本当に残念だが、ほかにもお楽しみはたくさん! 宿泊先の部屋の彩りに、色あざやかな切花を選ぶのも嬉しい。

日曜日のお楽しみフラワー・マーケットとジェフリー・ミュージアム
(いずれの写真、イラストもクリックすると大きめの画像が開きます)

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(イラスト by Takako Ashikari)

Lonodnj52_1 フラワー・マーケット([地図1])が開かれるのは、Columbia Road(コロンビア・ロード)の路上。毎週日曜日の朝8時から午後2時まで、フラワー、ガーデニング関連の露店が50以上並ぶ。通り沿いにもガーデニング関連のショップやカフェが多く、露店以外にもみどころが多い。Columbia Roadでマーケットが開かれるようになったのは19世紀が始まりで、当初は一般的な品揃えのマーケットだったらしい。一度はすたれながらも、今では活気のあるフラワー・マーケットとして人気を集めている。

Lonodnj51_1 最寄り駅はNorthern Line(ノーザン・ライン)のOld Street(オールド・ストリート)駅だが、駅から離れていることと、観光客には不慣れな東の地域なので、バスかタクシー利用がおすすめ。特に、初めて出かける方にはタクシーをすすめる。Liverpool Street(リバプール・ストリート)駅なら、National Rail(ナショナル・レイル)も乗り入れているターミナル駅なので、タクシー乗り場が簡単にみつかる。Liverpool Street駅からColumbia Roadへは、タクシーで6ポンドほど。Liverpool Street駅からバスに乗る場合は、26番か48番。

マーケットの入口ではせりが開かれ、箱入りの苗が飛ぶように売れていく。ビニールポットから苗をちょっと引き出して根を見せ、来年はこんなに大きくなるよ!と威勢よく、そして親切に商品を紹介。まわりに集まる人々は熱心に聞き入り、気に入ったものが出るとお札を握りしめた腕をぐっと差し出す。「いい香りだよ!」という一声のダブルストックは15ポットで3ポンド。あっという間に売り切れた。他にも6ポットで4.5ポンドのラベンダーや、15ポットで3ポンドのアンスリウムなど、生き生きとした苗が次々に登場する。
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<左から:Columbia Road入ってすぐの場所でのせり、熱心にすすめるおじいさん>

このマーケットで必ず目にするのが、ビニール製の大きなグレーのバッグで、BBCのガーデニング番組でも紹介された。購入した苗をたっぷりと入れることのできるすぐれもので、その名も「ザ・コロンビア・キャリアー」と呼ばれる。しかし、狭い道沿いにぎっしりと並ぶ露店&集まるたくさんの人々で、そうでなくても歩くのがやっとなのに、このグレーのバッグがさらに行く手をはばむ。お値段は3ポンド。
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<左から:名物ザ・コロンビア・キャリアーは3ポンド!、これがザ・コロンビア・キャリアーと呼ばれるバッグ、バッグに詰められた花々、みんな使っている!>

マーケットに並ぶ露店には、つるもの、小木、バラ苗、サボテン、ハーブ苗、草花苗、切花、バラの切花、ユリ科の切花など、それぞれスペシャリティーがある。売られているのは苗や切花がほとんどだが、コンポストや鉢なども扱われている。通りの奥は、デコレーショングッズや、古びたジョウロ、テラコッタの鉢、ツールなどグッズ類が並ぶスペースになる。

<マーケットの様子、商品を写真でご紹介!>

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<左から:カンパニュラ “どんな所でも育ちます”、バラの切花はいかが?、ハーブ苗専門、サボテン専門、ツルもの専門>

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<左から:色あざやかな切花、珍しい切花も、欲しい数だけ選んで!、相談中>

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<左から:たくさんの人出、真剣な面持ち、おだやかな表情、セーターにご注目!、マルチ・パーパスのコンポスト>

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<左から:さまざまなものが並ぶ、ブリキの小物類、いい具合の錆び加減のポットスタンド、バケツばかり、木製のアヒルたち>

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<左から:古びたツール、いろんなシェイプのイス、カゴ入りハーブ、使い古しのテラコッタ>

フラワー・マーケットで知られるColumbia Roadだけに、通り沿いにはガーデニング関連のショップがたくさん並んでいる。アンティークのガーデニング・ツールからテラコッタ鉢、香りのよいキャンドル・ショップもある。
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<左から:鉢ショップの看板1、2、店内奥に並ぶテラコッタの鉢、20%オフ!ブタのデコレーション、味わい深い木製ハンドルのツール、所狭しと並ぶガーデニング・グッズ>

チェルシータットンパークのフラワー・ショウにも出店している、つるをはわせるポールのてっぺんにつけるテラコッタ製の小物を扱うCP Ceramicsは、ここにある。
 →CP Ceramics  http://www.cpceramics.com/
(※2006年5月に訪ねましたが、お店がなくなっていました。残念)
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<左から:CP Ceramicsの店内、CP Ceramicsの商品はこうして使う>

また、通り沿いにはカフェやテイクアウトのサンドイッチ・ショップが多いのも魅力。『Perennial(多年草)』なんていう名前のカフェもある。マーケットを存分に楽しんだら、カフェでひと休みして、次の目的地へ向かおう。
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<左から:カフェ『Perennial(多年草)』、おいしそうなベーグル・サンド>

Lonodnj541 Columbia Roadを戻って、つきあたりのHackney Road(ハックニー・ロード)を左折し、しばらく進むと交差点に出る。右折してKingsland Road(キングズランド・ロード)を5分ほど歩くと右手にGeffrye Museum(ジェフリー・ミュージアム [地図2])がある。この地域は、通常観光客が宿泊する地域とは少々雰囲気が異なるので、持ち物などには十分注意して歩こう。<写真左:この旗が目印>

Lonodnj543 ミュージアムに直接行く場合は、Old Street駅から243番か、Liverpool Street駅から242、149番のバスに乗る。ロンドン中心部からバスに乗る場合は、Holborn(ホルボーン)駅から243番に乗る。

Lonodnj542 Geffrye Museumは、1600年代から現代までのイギリスのインテリアと家具の変遷を展示する博物館で、1714年に建てられた建物と、1998年にオープンした増築部分で構成されている。古い建物では、ジョージアン、ヴィクトリアンといったそれぞれのスタイルで再現された部屋が並び、19世紀分まで展示されている。20世紀以降の部屋は、新しく建てられた明るい棟に展示され、ミッド・センチュリー・モダンの部屋など、コンテンポラリーなスタイルをじっくり楽しめる。それぞれの時代がパネルで詳しく説明されているうえに、奥のスペースに置かれたコンピュータではタッチパネルで簡単にじっくり見ることができるので、各時代の特徴がわかりやすい。<写真左:ミュージアムの概観 エントランスは左手>

Lonodnj547 建物の裏側のガーデン・スペースは、4~10月の期間公開される。ここでも、都会に暮らすミドル・クラスの人々の1550年代のノット・ガーデンから、1900年代のエドワーディアン・スタイルのガーデンまでを見ることができる。サントリーナを使ったノット・ガーデンは色合いも丸みのある形もやさしく、庭の一部に再現できそう。ガーデン入口すぐのハーブ・ガーデンは、フォーマル・スタイルで構成されおり、薬用、染物用、サラダ用、アロマ用などに区別して170種ほどのハーブが植えられている。

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<左から:Museum内のGarden Reading Room、サントリーナをつかったノット・ガーデン、ハーブ・ガーデンはこちら、ハーブ・ガーデンを説明するパネル>

新しい棟には、ガーデンを一望できて気持ちのよいレストランやショップ、地下には特別展示室があり、興味深い企画展示も開催される。常設展示と特別展示をじっくりと楽しみ、レストランでおなかを満たし、ショップでは気の利いたおみやげ探しも可能。慣れない地域を歩き回らなくても、このミュージアムだけで完結して楽しめるのも魅力。

地域により居住する人々の文化や雰囲気が異なるのもロンドンのお楽しみのひとつだが、時と場所をわきまえて行動するのが、お楽しみ度をあげる大切なポイントであることをお忘れなく。

<地図の番号順に>

  1. Columbia Road Flower Market
    http://www.eastlondonmarkets.com/
    (East LondonのMarket Guide内)
     Columbia Road, London E2
     Tel: 020 7377 8963
      Open: Sundays 8am-2pm
  2. GEFFRYE MUSEUM
    http://www.geffrye-museum.org.uk/
     Kingsland Road, London, E2 8EA
     Tel: 020 7739 9893
     Open: Tuesday - Saturday 10am-5pm
     Sunday & Bank Holidays 12noon-5pm

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。掲載情報は当時のものですので、お出かけ前は現在の情報をご確認ください。

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02 May 2006

ロンドン旅行のお楽しみ <4>

「旅行中」の限られた日程で、ガーデン、ウィンドー・ショッピングのどちらも一日でしっかり満喫したい。そんな欲ばりな方へのおすすめコースをご案内。
Regent's Park(リージェンツ・パーク)からすぐ近くのMarylebone High Street(メリルボーン・ハイストリート)は、おすすめショップがずらりと並ぶ、人気の新しいエリア。インテリア雑貨が好きな方はぜひ行ってみよう。

リージェンツ・パークからメリルボーン・ハイストリートへ
(いずれの写真、イラストもクリックすると大きめの画像が開きます)

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(イラスト by Takako Ashikari)

前回、カナルをたどるボート・トリップで到着したLondon Zoo(ロンドン動物園)のメイン・エントランスを出て、Outer Circle(アウター・サークル)を右に進むと、Regent's Parkに入るゲートが見える。目の前に広がるBroad Walk(ブロード・ウォーク)の並木道を、緑のにおいを楽しみながらゆっくり歩く。

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<左から:Broad Walkの並木道、どこまでも続く芝生、カフェの看板、Broad Walkのカフェ、三角屋根のアイスクリーム・ショップ>

Regent's Parkは、ロンドン市内の公園でいちばん広く、約120平方メートル(297エーカー)もある。園内にはボート遊びもできる池やテニスコート、カレッジ、Open Air Theatre(野外劇場)など、お楽しみもたくさん。以前、この劇場で観たシェイクスピアの「夏の夜の夢」では、森の中の本物の妖精たちが劇中に紛れ込んでいるような錯覚をおぼえた。上演は5月から9月という限られた期間なので、事前にインターネットで予約をしておくと便利。70年の歴史のあるこの野外劇場でシェイクスピアを観たら、シェイクスピア・ファンになってしまうこと間違いなしである。

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<左から:Open Air Theatreの看板、Open Air Theatreの今年の演目、園内地図が適所にある>

Regent's Park内には、バラで有名なQueen Mary's Gardens(クイーン・メアリーズ・ガーデンズ)や、St. John's Lodge(セント・ジョンズ・ロッジ)のSecret Garden(シークレット・ガーデン)、Avenue Garden(アヴェニュー・ガーデン)など、さまざまな趣のガーデンがある。メンテナンスをするグリーンのトレーナーの人々の姿や、トレーに並んだこれから植えられる予定の植物が見られ、庭づくりの過程を眺めるのも楽しい。

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<左から:St. John's Lodge Gadenの説明、見事な白い藤(St. John's Lodge Gaden)、古びたチェアとアーチ(St. John's Lodge Gaden)>

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<左から:St. John's Lodge、メンテナンス中の若者たち、植え替え中>

Park中心部のInner Circle(インナー・サークル)内のQueen Mary's Gardensは、四季折々に楽しめる花と6万株を誇るバラのコレクションが素晴らしい。品種ごとに植えられたモダン・ローズ、オールド・ローズが5~6月に咲き誇る。アーチや生け垣、支柱をつたう花綱いっぱいに美しい花をつけ、あたりにはよい香りが満ちる。バラの季節に一度は訪れたいガーデンのひとつ。

<バラ写真コレクション>
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<下段左から:Atlantic Star、Just Joey、Deep Secret、Ingrid Bergman、綱をたどるランブリング・ローズ>

丸いガーデン内には、バラ園のほかに小さな池、噴水、カフェなどもある。池沿いにのんびり腰かけるのもよいが、おすすめはデッキチェア。芝生のあちこちに置かれたグリーンのストライプのチェアにからだをうずめると、そのまま眠ってしまいそうになる。時おり、スプリンクラーがなんの前ぶれもなく回り始めるというハプニングもあるので、花壇の近くに腰掛けた方はご注意を。

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<左から:Queen Mary's Gardensのゲート、池を囲むアヤメ、黄色と白の組み合わせ>

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<左から:デッキチェアは有料です、ストライプのデッキチェア>

地下鉄でお出かけの場合は、Bakerloo Line(ベイカールー・ライン)のRegent's Park駅が最寄駅。Regent's Parkの南側に駅は位置する。Baker Street(ベイカー・ストリート)駅(複数の路線が通る)で下車し、Park南西のClarence Gate(クレランス・ゲート)からの入園コースもおすすめ。

◇Regent's Park
 Regent's Park, London, England, NW8
 http://www.royalparks.gov.uk/regent.htm
 http://www.gardenvisit.com/g/regent.htm

◇The Open Air Theatre
 The Iron Works, Inner Circle,
 Regent's Park, London, NW1 4NR
 Tel:020 7486 2431
 http://www.open-air-theatre.org.uk/

Londonj429 Broad WalkからRegent's Parkを出て、Marylebone Road(メリルボーン・ロード)を渡り、右(西)方向へ少し歩いて、Marylebone High Streetで左折する。この通り界隈は新しいお店が急に増えたエリアで、なんとなくローカルな雰囲気を残した道沿いにインテリア関連のショップやセレクトショップ、サロン、カフェが並ぶ。まずは曲がってすぐの左手にThe Conran Shop(コンラン・ショップ [地図1])がある。大きな窓から光がいっぱいに入る横長の広い建物は、もと厩舎を改装したものであることが大きな特徴で、ガーデン関連の小物も多くディスプレイされている。並んでレストラン、フードショップも併設しており、コンラン・ワールドをまるごと楽しめる。
<写真左:Marylebone High Streetのプレート>

Londonj433 そのまま道の左側を下るとDIVERTIMENTI(ディヴァーティメンティ [地図2])。South Kensington(サウス・ケンジントン)にもあるこのショップはキッチン雑貨の専門店で、ベーシックなものからセンスのよい洒落たものまで揃う。店内にはカフェも併設。その数件先のAVEDA(アヴェダ [地図3])はオーガニック・カフェもあるスキンケア商品の大きなショップ。カフェではフレッシュ・ジュースがおすすめ。キウィ、パイン、レモンなどのフルーツ、ニンジン、キュウリなどの野菜から好きなものを組み合わせてオーダーできる。オーダー時は組み合わせにアドバイスしてくれるので、ちょっと変わったものを試してみては。
<写真右:AVEDAのThe Love Cafeの看板 ケーキもおいしい>

Londonj434 道の向かい側には、高級スーパーマーケットのWaitrose(ウェイトローズ [地図4])がある。イギリスはふだん愛用するスーパーマーケットにより、その人のスノビズムやクラスがわかったりする。日本のスーパーマーケットにも一部の商品が入っているWaitroseはランク上。メリルボーンの支店の壁に飾られた大きなタイル画や、店の外にかけられた時計が高級感を醸している。
<写真左:WAITROSE>

Londonj435 その先のCologne & Cotton(コロン・アンド・コットン [地図5])は、Kensington Church Street(ケンジントン・チャーチ・ストリート)、Fulham Road(フルハム・ロード)にも支店のあるリネン類のショップ。白を基調とした上質な素材に上品なかわいらしさの飾りがつき、手に取るとどれも欲しくなる。並びの書店は、購入する本が特になくても店内奥へ入ってみよう。素晴らしいお店のつくりに感動するはず。
<写真右:水色に金色の文字が上品なCologne & Cotton>

Londonj436 次は、ハンドデコレートの食器類のBRIDGEWATER(ブリッジウォーター [地図6])。アイボリーの地にスタンプを押したようなカラフルなベリーやドングリなどの植物、ニワトリなどの動物、ポットなどの模様が楽しい。日本のアフタヌーン・ティなどでも取り扱われているので、おなじみの方も多いはず。最後は、King's Road(キングス・ロード)にも支店のある、シンプルな生活雑貨のSHAKER(シェーカー [地図7])。そのほかにも北欧系のインテリア・ショップやイームズの椅子を扱う家具屋、日本でもおなじみのパン屋さん、スターバックス、日本にオープンしたばかりのプレタ・マンジェなどのカフェ、トルコ料理やイタリアンのレストランが並でいて飽きない。
<写真左:カラフルなマグでおなじみのBRIDGEWATER>


歩き疲れたらカフェで休みながら、Marylebone High Streetを下っていくとOxford Street(オックスフォード・ストリート)に出る。最寄のBond Street(ボンド・ストリート)駅から地下鉄に乗って帰路についても、気の向くままにOxford Streetを歩いても、どちらもロンドンのお楽しみ。

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<左から:もと厩舎のThe Conran Shop、素敵な食器が並ぶDIVERTIMENTI、AVEDAのThe Love Cafe、シンプルなディスプレイのSHAKER>

以下のサイトでは、Marylebone High Streetの両側に並ぶお店の概観を、順にそのままに並列して紹介。これはかなりわかりやすい。
東側 http://www.streetsensation.co.uk/marybone/mh1_east.htm
西側 http://www.streetsensation.co.uk/marybone/mh1_west.htm

<地図の番号順に>

  1. The Conran Shop
    http://www.conran.co.uk/
    55 Marylebone High Street
    London W1U 5HS
    Tel: 020 7723 2223
  2. DIVERTIMENTI
    http://www.divertimenti.co.uk/
    33/34 Marylebone High Street
    London W1U 4PT
    Tel:020 7935 0689
  3. AVEDA + The Love Cafe
    28/29 Marylebone High Street
    London W1U
    Tel:020 7224 3157
  4. WAITROSE
    http://www.waitrose.co.uk/
    98/101 Marylebone High Street
    London W1M 4DD
    Tel:020 7935 4787
  5. Cologne & Cotton
    http://www.cologneandcotton.net/
    88 Marylebone High Street
    London WI1U 4GW
    Tel:020 7486 0595
  6. BRIDGEWATER
    http://www.bridgewater-pottery.co.uk/
    81a Marylebone High Street
    London W1V 4OL
    Tel: 020 7486 6897
  7. SHAKER
    http://www.shaker.co.uk/
    72-73 Marylebone High Street
    London W1U 5JW
    Tel:020 7935 9461

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。掲載情報は当時のものですので、お出かけ前は現在の情報をご確認ください。

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ロンドン旅行のお楽しみ <3>

ロンドン内の移動は、地下鉄、バスのどちらもとても便利で、タクシーも安心して使え、そのうえ、どこにでも気軽に歩いて行けてしまうのが魅力。そこにもうひとつ移動の手段を加えるとしたら、ボートでのショート・トリップ。

今回は、ゆっくりと小さなカナル(水路)を楽しんでみよう。

リトル・ヴェニスからリージェンツ・パークへ
(いずれの写真、イラストもクリックすると大きめの画像が開きます)

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(イラスト by Takako Ashikari)

Londonj33 ロンドン旅行の際、赤い二階建てのバスや黒塗りのタクシー、天井の丸い地下鉄に乗るのが楽しみという方も多いはず。ロンドンらしさを感じさせるもののひとつでもある。地下鉄などは、つい最近まで木製の床の車両も多く走っていた。近ごろは、車両もずいぶん新しいものに変わり、券売機もタッチ・スクリーンの新しいものが増えている。旅行の最終日に、市内中心部を走るバスにあてもなく乗って街を眺めるのも楽しい。

もうひとつの移動手段として加えたいのが、水上バスのような風情があるボート・トリップ。時間が許せば、タワー・ブリッジ、ウェストミンスターから、テムズ川をRichmond(リッチモンド)まで上っていくのものんびりと楽しめるコース。

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<左から:おなじみダブルデッカー、地下鉄の内部、タッチスクリーンの券売機、タワーブリッジとボート>

ガーデン・ショップ、ガーデンも楽しみながらボートにも乗ってみるならば、おすすめはLittle Venice(リトル・ヴェニス [地図1])からの乗船。茶色のBakerloo Line(ベイカールー・ライン)に乗って、Warwick Avenue(ワーウィック・アベニュー)駅まで行けば、Little Veniceは歩いてすぐ。駅からLittle Veniceまでの途中には、Clifton Nurseries(クリフトン・ナーセリーズ [地図2])という大きなガーデン・ショップがある。

駅の改札を出たら"Clifton Gardens"と矢印でさされた出口へ。階段をのぼったらすぐ後ろにある横断歩道を渡り、Clifton Villas(クリフトン・ヴィラズ)の通りを進むと左手にClifton Nurseriesはある。お店のマークと、スーパーマーケットで使うショッピング・カートに花をたくさん積んで出てくる人が目印。入口は細長く間口が狭いので見過ごさないように。

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<左から:"Clifton Gardens"への出口はこちら、駅の出口と横断歩道、道の名前を示すプレート>

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<左から:花が載ったショッピング・カートとショップの入口、Clifton Nurseriesのマーク、狭い間口を通って奥の広いスペースへ>

Clifton Nurseriesは、植物や鉢、ガーデニングの道具、オーナメントなどの販売とともに、"Landscape & Design"の事業もある。チェルシー・フラワー・ショウでGoldメダル受賞の経験もある実力で、今年(2002年)もショウ・ガーデンの部門に出展。小さな太陽電池が並び、水が循環するエコロジカルなガーデンは、Silverメダルを受賞した。

→チェルシー・フラワー・ショー2002のClifton Nurseriesのガーデン(BBCのサイト)
http://www.bbc.co.uk/gardening/events/chelsea/gardens/show_gardens/clifton/index.shtml
(残念ながら、このページは現在は公開されていないようです)

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<左から:つるものなどのコーナー、ハーブなどの苗コーナー、観葉コーナー 壁のトレリスがきれい、この奥にデザインを相談するオフィスがある、お店のマーク入りの大きな大きなテラコッタ>

Clifton Nurseriesを出たら、もと来たClifton Villasの道をそのまま進むとBlomfield Road(ブロムフィールド・ロード)につきあたる。古いレンガの壁沿いに左に折れて少し歩くとカナルが見え、橋を渡った左がボート乗り場[地図3]。レンガの壁を右に折れるとカナル沿いのレストラン[地図4]もある。このあたり一帯がLittle Veniceと呼ばれ、カナルに浮かぶボートがヴェニス的な雰囲気を演出していて、散歩をするにもぴったりの場所。

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<左から:橋の上にはレストランへの看板、橋を渡ると前方に"BOAT TRIPS"の文字が見える、Little Veniceの小さなカナル>

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<左から:カナルに停泊するボート、出発までカフェでひとやすみ、花で飾られたボート>

Londonj323 Little Veniceを出発したボートはLondon Zoo(ロンドン動物園 [地図5])を経て、Camden Lock(カムデン・ロック)が終着点。日曜日にCamden Lockまで乗ってマーケットに行くのも楽しい。片道50分ほどで到着する。Little VeniceとCamden Lockを往復すると1時間50分。

London Zooで下船の場合は、ボート・トリップ代に動物園の入場料が含まれた料金になる。ボートを降りると、そこは動物園の中。


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<左から:Camden Lock 犬がカナルで泳いでいる!、雲行きがあやしくなってきた、目の前を悠々と泳いでいく、ボートの上に英国の紋章をかたどったトピアリー>

Londonj329 London Zooは、1828年に開園された世界でもっとも歴史ある動物園で、現在も650を超える種類の動物たちが暮らしている。園内には、学校の遠足で訪れている小さな子どもたちが、地図を片手に好奇心いっぱいに駆けめぐっている。そんな様子を眺めるのんびりした時間も心地よい。大きなテントでは、動物園のお兄さんが動物の生態について講義中。こちらにも真剣な面持ちの子どもたちがずらり。
<写真右:挙手する子どもも>

Londonj330 小腹がすいたら園内のカフェテリアへ。この動物園のカフェテリアがひそかにお気に入りという大人が結構いるらしい。ケーキやアイスクリームはもちろん、暖かい食べ物もそろっている。お次はギフト・ショップものぞいてみよう。立体的でリアルな動物のお面や、ぬいぐるみ、文具、マグカップ、お菓子など豊富な品揃え。お面をかぶってお母さんをおどかす女の子が楽しそう!
<写真左:ケーキでひとやすみ>

動物園は、Regent's Park(リージェンツ・パーク)内の北側に位置している。次回[4]は、動物園を出て、ゆっくりとRegent's Parkを歩いて、ロンドンの今のトレンド・スポットへ向かう。お天気と時間にさえ恵まれれば、ぐるーりとどこまでも歩けるのがロンドンのお楽しみ。

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<左から:園内のおすすめルートを示す足あと、サンデーはいかが?、カフェテリア内の古いポスター>

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<左から:ショップ前に集まる子どもたち、おいしい?、園内のゲート こんなディテールも楽しい発見>

<地図の番号順に>

  1. Little Venice
  2. Clifton Nurseries
    http://www.clifton.co.uk/
    5a, Clifton Villas, Little Venice, London W9 2PH
    Tel:020 7289 6851
  3. The London Waterbus Company
    http://www.camdenlockmarket.com/57.html
    Tel:020 7482 2550
    ◇その他のボート・トリップのサイト
     http://www.floatingboater.co.uk/
     http://www.londoncanalcruises.com/little_venice.html
  4. Jason's (レストラン)
    http://www.jasons.co.uk/
    Jason's Wharf, opp. 60 Blomfield Road W9 2PH
    Tel:020 7286 3482
  5. London Zoo
    http://www.londonzoo.org/
    Regent's Park, London NW1 4RY
    Tel:020 7722 3333
    Fax:020 7586 5743

※このリポートはMainichi INTERACTIVE(毎日新聞)に2002年に連載したものです。掲載情報は当時のものですので、お出かけ前は現在の情報をご確認ください。

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